ジープは、電動SUV『ラングラー4xe』をベースにした「ウィリス・ディスパッチャー・コンセプト」(Jeep Willys Dispatcher Concept)を、米国で開幕した「第43回イースター・ジープ・サファリ」で初公開した。
このコンセプトカーは、ジープブランドがこれまで歩んできた道とこれから進む道を提示した。戦後初期の民生ジープのノスタルジーを呼び起こすのが狙いだ。
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エクステリアでは、Super Traxion 36インチタイヤを、ビンテージスタイルのアルミホイールに組み合わせた。カスタムメイドのフロントバンパーには、強力なウィンチが装着されている。往年のフラットフェンダー・ジープのように、ボンネットサイドにはWILLYSの文字をエンボス加工。ウインドシールドヘッダーはグロスブラックで塗装。車体はカスタムシェードのエレメントグリーンで塗装され、クリーム色のスティールがアクセントになっている。
インテリアには、サドルレザーとハウンドトゥースクロスをミックスしたカスタムトリムが採用されている。フロントとリアのヘッドレストは取り外され、シートはローバックのヴィンテージ仕様とした。
2.0リットルエンジンにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)システムを搭載する。専用ギア比の前後アクスルが、すべてのパワーとトルクをタイヤに無理なく伝達する、としている。
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